2011年10月20日

資源大国

日本は資源のない国と言われてきました。
なので、今までは資源を輸入して、それを
加工して付加価値を付けて売る加工貿易を
行ってきました。

でも、最近では日本の周辺海底に大量の
ゲル状となった天然ガス、ようはメタンハイドレード
が埋まっていることがわかりました。
このメタンハイドレードは日本だけでなく、
世界各地の海岸沿いに埋まっているようです。

今まで、日本は資源を輸入する国でしたが、
これからは資源を輸出することができるかもしれません。
これを実現するためのネックが日本の政治力
のなさです。

日本のメタンハイドレード開発は、米国石油メジャーの
横やりが入ったためか、米国と共同開発するそうです。
本来なら日本独自でやるべきものなのですがね。

メタンハイドレードのメリットは、二酸化炭素の排出量が
少ないので、地球温暖化の防止にも役立つという点です。
メタンハイドレードはまだ商業化されていませんが、
もしかすると将来は日本の有力な資源になるかもしれません。
ただし現時点では低コストで発掘できるかどうかを
調査している最中のようです。

メタンハイドレードがは石油や石炭といった燃料よりも有効な
エネルギー源になり得るので、今後の開発にも
期待したいです。

自分はこういったニュースが好きで、よく調べたりします。
でも周りの人の話を聞いても、あまり知らないようです。
なので話し合える人が周りにいなくて少し残念に思うときも
あります。
もっと多くの人が興味を持って知るべきだと思います。



Posted by とらぼ7 at 14:34